当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
「医療情報取得加算」について
当院はオンライン資格確認システムを導入し、マイナンバーカードによる保険証(マイナ保険証)の利用を推奨しております。当院が患者さまからお預かりした受診歴・薬剤情報・特定健診情報・その他必要な診療情報は、適切に管理・活用して診察いたします。なお、令和6年6月より下記の通り『医療情報取得加算』として、下表の通り診療報酬を算定します。
初診時(月に1回) | マイナ保険証利用あり | 1点 |
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マイナ保険証利用なし | 3点 | |
再診時(3月に1回) | マイナ保険証利用あり | 1点 |
マイナ保険証利用なし | 2点 |
「医療DX推進体制整備加算」について
上記対応に加え、当院は医療DX情報活用を通じて質の高い医療を提供できるように体制整備を行っております。
・オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を利用して診療を実施しています。
・マイナ保険証利用を推進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
・電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については、今後導入予定です。
医療DX推進体制整備加算1 | 12点 |
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医療DX推進体制整備加算2 | 11点 |
医療DX推進体制整備加算3 | 10点 |
「明細証の発行」について
当院では医療の透明化や患者さまへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定がわかる明細証を無料で発行しております。
公費負担医療の受給者で医療費の自己負担がない方についても無料で発行いたします。
なお明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお伝えください。
明細書発行体制等加算 | 1点 |
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「一般名処方加算」について
当院は後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いております。当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした『一般名処方』を行う場合があります。これによって、特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さまに必要な医薬品が提供しやすくなります。
一般名処方加算1 | 10点 |
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一般名処方加算2 | 8点 |
「ベースアップ評価料(Ⅰ)」について
当院では、ベースアップ評価料を届出し算定しています。本評価料は、医療従事者の処遇改善にその全額を充当することにより、医療従事者が安心して職務に従事するためのものですので、ご理解とご協力をお願いいたします。
ベースアップ評価料(Ⅰ)初診 | 6点 |
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ベースアップ評価料(Ⅰ)再診 | 2点 |
「外来感染対策向上加算」について
1.感染防止対策に加えて感染症の患者さんを診療する体制整備がされている。
2.都道府県から発熱外来などを実施している第2種協定指定医療機関の指定を受けている医療機関。
上記を満たす場合に算定できる加算となります。
外来感染対策向上加算(初診・再診) | 6点 |
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「発熱患者等対応加算」について
当院では厚生労働省の指針に基づき、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者様に対し、適切な感染防止対策を講じた上で診療を行なっております。そのため、発熱等の症状がある方の診察の際には月1回に限り20点を所定の診療費に加算いたします。発熱が必ずしもない場合でも、咽頭痛、咳、腹痛、下痢、嘔吐などの感染症を疑う症状がある場合には加算の対象となります。
発熱患者等対応加算(初診・再診) | 20点 |
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「生活習慣病管理料(Ⅱ)」について
2024年6月に診療報酬改定において、個々に応じた専門的・総合的な治療管理を行うため、高血圧・脂質異常症・糖尿病を主病で通院中の方は、「特定疾患療養管理料」から「生活習慣病管理料Ⅱ」を算定いたします。
生活習慣病管理料(Ⅱ) | 333点 |
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「処方箋発行」について
処方箋の有効期限は、交付日を含めて4日間です。基本的に、処方箋の出し忘れ・紛失による再発行は行っておりません。再度発行が必要な場合は、自費での対応となりますので、あらかじめご了承ください。
患者の状態に応じ、28日以上の長期投薬を行うこと又はリフィル処方箋を交付することについて、当該対応が可能です。なお、長期処方やリフィル処方が可能かどうかは、病状に応じて担当医が判断いたします。